博多駅の工事

2006/1/15更新 1/16修正 1/17・1/19加筆 1/20図を修正 1/3 の見たまま


第2場内信号機の使用開始など、線路と信号の切替がありました。

各線路のホーム手前に準備されていた第2場内信号機が使用されていました。 また、第1場内信号機も場所を含めた変更がありました。 他にも入換信号機等の撤去・変更・交換などがありました。

線路関係では、吉塚方の2〜8番線等で線路の切替がありました。 またこれに合わせて、吉塚方に挿入されていた方渡り2つが使用開始されていました。 竹下方では、西引上2の一部が本線になりました。


博多駅の構内配線図 クリックすると別ウィンドウで拡大表示

線路配線の切換などがありました。

吉塚方の配線切換
上が切換前の配線で、下が切換後の配線です。



2・3・5番線の吉塚方の線路配線変更

上が切換前(2005年12月28日)で、下が切換後(2005年1月3日)です。





5・6・7番線の吉塚方の線路配線変更

5番線から吉塚方に進出する線路が変更されました。7番線から吉塚方に進出するルートが変更になり、使用しなくなった線路の一部が撤去されています。


5・6・7番線の吉塚方。クリックすると別窓で拡大。


左は切換後で、右は切換前です。左端の5番線から吉塚方に進出するルートは、切換前は分岐器の先が切れている直線側からだったが、切換後は分岐器を左に行く新しい線路に換わりました。


右端のホームのある線路が7番線です。切換前はまっすぐ進んで813系の走行している線路の隣の線路を通って鹿児島上りに進出していたが、切換後は一つ目の分岐で右に渡り、813系の走行している線路を通るようになった。切換前は、7番線→鹿児島下りと鹿児島上り→8・9・10・11番線が競合していなかったが、切換後は競合するようになった。また、切換前は8番線→鹿児島下りと鹿児島上り→9・10・11が競合していなかったが、切換後は競合するようになった。



配線切換で、7・8番線から鹿児島上りに進出する上り列車は、鹿児島下りから博多駅に進入する全ての下り列車と競合するようになりました。

吉塚方の場外だった場所の片渡り方渡り二組が使用開始となりました。

左は博多から吉塚に向かって、右側は吉塚から博多に向かって撮影。左の写真の左から順に鹿児島上り、鹿児島下り、単線です。左の写真の左端の柱に、切換前の場内信号機がありました。今はこの渡りの部分も駅構内となっています。
この渡りを通るのは、鹿児島下り→2・3・5番線と、7・8・9・10番線→鹿児島上りです。このルートの内、7・8→鹿児島上り以外のルートは今回の切換で新しく行くことができるようになったルートです。また切換前の7・8→鹿児島上りのルートは、もっと手前で鹿児島上りに渡っていましたが、今回の切換でこの渡りを通るように変更されました。

竹下方の場外だった場所の片渡りが使用開始となりました。

左の写真の左下の線路は鹿児島上り線で、右の車止めのある線路が西引上2です。鹿児島上りから西引上2に入って行く分岐の使用が開始されました。西引上げ2を通って鹿児島上り→10・11番線の進路が新設されました。また、8・9番線には今までのルートと、西引上げ2を通るルートの二つになったので、従来の進入ルートの番線を8L・9Lとして、新しいルートをの番線を8R・9Rとしています。



場内信号機と出発信号機の変更

線路の切換などで(第1)場内信号機の場所などが変更され、第2場内信号機が使用され始めました。また、一部の出発信号機も変更がありました。

場内信号機の変更と駅進入速度

各線路のホーム手前に、第2場内信号機が新設されました。このことにより駅進入速度が高くなり、時間短縮や支障時分が短縮されました。博多駅では、通過列車以外の列車が駅に進入するときは、出発信号が停止(R)を現示します。そのためひとつ手前の信号機は注意(Y)か警戒(YY)を現示します。通常はYを現示しますが、過走すると他の構成されている進路(ポイントと信号が切換わっている進路)を支障する場合はYY現示となります。


上の運転曲線は、列車がどの位置でどのような速度で走行するかを示しています。青は切換前で、赤は切換後です。緑はどちらも同じ部分です。

切換前は、YG現示(減速現示)の第1閉塞信号の地点から70km/h以下で走行し、Y現示かYY現示の場内信号機からは55km/h以下か25km/h以下で走行しました。場内信号機がYYを現示している場合は、ホームのかなり手前からやたらゆっくり駅に入って行きます。長い距離を25km/h以下で走行するため所要時分や支障時分が長くなります。

切換後は、第1閉塞信号はG(進行)を現示し、最高速度で列車は走ることができます。そしてYG現示の第1場内信号機から70km/h以下で走行し、ホーム手前の第2場内信号機のY現示かYY現示にしたがって55km/h以下か25km/h以下でホームに進入していきます。切換前に比べると駅進入速度が上がり、所要時分や支障時分が短くなっている。またこれによって列車間隔を短くしたりできます。

吉塚方の第1場内信号機

新しい第1場内信号機です。右は拡大です。第2場内信号機が設置されたので新たに、減速を現示する必要があるため5灯式になりました。


左は切換前に準備されていた新しい第1場内信号機です。切換前の場内信号機は、渡り線の先にありました。また右の写真の横を向いている信号機は、切換後に鹿児島上りの第1閉塞信号機になりました。


中央の信号機は、切換前の鹿児島下り場内信号機です。左奥の警戒を現時している信号機は、単線の場内信号機で、切換後も位置はそのままで、減速が現示できるようになりました。またあらかじめ切換前に、4灯式から5灯式に交換されていました。

吉塚方の第2場内信号機

ホームの手前に並ぶ第2場内信号機です。左から順に、11・10・9・8(Yを現示)・7・5・3番線のもので、2番線のものは3番線のすぐ右隣にありますが、電柱の陰になってます。


上の写真より近い場所から撮影しています。右端に2番線の第2場内信号機も写っています。左から3番目の9番線の第2場内信号機は架線中の陰になっています。


左の写真は、11番線と10番線の第2場内信号機を裏側から撮影。どちらも進路予告器がついてることから、どちらの線路も下り列車が通過できることがわかります。右の写真は9番線の第2場内信号機です。


左から順に8・7・5番線の第2場内信号機です。


3番線の出発信号機の後にあるのが、2・3番線の第2場内信号機です。

切換前後の鹿児島下りからの進入ルート
上が切換前の配線で、下が切換後の配線です。赤は前後で変更があった部分です。



竹下方の第1場内信号機

切換で位置が変わった鹿児島上りの第1場内信号機です。左から2番線、3番線(主本線)、4〜7番線、8L・8R番線(上通過線)、9L・9R・10・11番線のものです。第2場内信号機があるので、どれも減速を現示できるようになっています。


左は新しい第2場内信号機です。右の写真は今回の切換前のもので、切換後の第1場内信号機を少し通り過ぎた場所から撮影しています。写真左の中継信号機は切換前の場内信号機を中継しています。


どちらも切換前の写真です。左の写真の中央は切換前の鹿児島上りの場内信号機で、右は小運転上りの場内信号機で、左は小運転下りの場内信号機です。小運転上りと小運転下りの第1場内信号機は、切換前後で場所は変わっていませんが、減速を現示できるように変更されます。どちらも切換前にあらかじめ、4灯のものから5灯のものに交換されていました。

竹下方の第2場内信号機

左から順に、2・3・4・5(注意を現示)・6・7・8・9・10・11番線の第2場内信号機です。


上の写真よりさらに先に進んだ位置から撮影。第2場内信号機は左から順に、2・3・4・5(注意を現示)・6・7・8・9番線のものです。


左の写真は、2番線と3番線の第2場内信号機です。右の写真の左の信号機は4番線の第2場内信号機出る。その右側の信号機は4番線の出発信号機です。


左の写真は5番線と6番線の第2場内信号機です。右の写真の、裏側場見えている信号は5・6番線の第2場内信号機です。


7番線の第2場内信号機です。


左の写真は8番線と9番線の第2場内信号機です。8番線のものは進路予告器が着いているので、通過できるのがわかります。右の写真は、8番線と9番線の出発信号機と第2場内信号機です。右側を向いているのが第2場内信号機です。


左の裏側が見えている信号機は11番線の第2場内信号機で、右側の裏側が見えている信号機は10番線の第2場内信号機です。

切換前後の鹿児島上りからの進入ルート
上が切換前の配線で、下が切換後の配線です。赤は前後で変更があった部分です。



吉塚方の出発信号機の変更

5番線の出発信号機です。左の写真は現在のもので、右の写真は以前のものです。第2場内信号機との位置関係の都合で、位置が変更になり、減速を現示できなくなりました。今回の切換の前に、あらかじめこの出発信号機は新しいものが使用されていました。


8番線の出発信号機です。左は現在のものです。右は切換前の写真です。切換前は信号機がひとつで進路表示機がついていましたが、切換後は進路予告器を撤去して信号機を進路の数と同じ2つ取り付けてます。


左の写真は9番線の出発信号機で、右の写真は10番線と11番線の出発信号機です。9番線と10番線に進路表示機が設置されました。この切換で9・10番線→鹿児島上りに進出できるようになりました。

切換前後の鹿児島上りへの進出ルート
上が切換前の配線で、下が切換後の配線です。赤は前後で変更があった部分です。



竹下方の出発信号機の変更

左の写真は今回の切換後の2・3番線の出発信号機です。今回の切換で、2番線の出発信号機には進路表示機が取り付けられ、3番線は信号機が新設されました。どちらも2進路用の進路表示機が設置されています。右の写真は2005年10月1日の切換の前の8月31日の写真です。このころは2番線の出発信号機に2進路用の進路表示機がありましたが、10月1日の切換で撤去されました。その後、今回の切換で復活しました。しかし、進出できる進路は10月1日の切換前とは違うかもしれません。


8・9番線の出発信号機です。左の写真は今回の切換後のもので、右は2005年12月4日のものです。今回の切換よりも前に、あらかじめ現在の位置に信号機が変更されていました。

切換前後の鹿児島下りへの進出ルート
上が切換前の配線で、下が切換後の配線です。赤は前後で変更があった部分です。



入換信号機とその進路表示機の変更

一部の入換信号機が新型に変更されました。

新型の入換信号機は、停止を現示する時にだけ点灯するランプが赤になっています。信号を現示する時にだけ点灯するランプは従来通りのクリーム色です。写真は8・9番線の竹下方です。

入換信号機の進路表示機が、新型になりました。

従来の3進路用から、LEDで番線を表示するタイプに変更されました。
吉塚方の入換信号機

左は今回の切換後の写真で、右は今回の切換前の写真です。写真左端の5番線の入換信号機は新しいものに交換され、進路表示機がなくなりました。また、写真中央の6番線の入換信号機は進路表示機がなくなりました。今回の切換の前は、5・6番線から東引上げ線にと鹿児島上りに入換えることができていましたが、切換後は東引上げにだけ進めるようになりました。


7番線の入換信号機です。左の写真が今回の切換後のもので、右の写真が切換前のものです。進路表示機が撤去されています。5・6番線と同様東引上にだけ進めるようになりました。


8番線の入換信号機です。左が切換後の写真で、右が切換後の写真です。今回の切換で8番線の入換信号機は撤去されました。


左は今回の切換後の写真で、右は切換前の写真です。右の写真の、車止めの手前側の入換信号機と、415系の最後部車両の手前に見えている入換信号機が今回の切換で撤去されました。


どちらも切換前の写真です。ひとつ上の写真のそれぞれの入換信号機の部分を写した別の写真の拡大です。右の写真は鹿児島上りの、切換前の最も吉塚方にあった分岐の場所です。写真の入換信号の向こう側に引き上げた車両に対する入換信号機で、進路表示機がついています。4番線(休止)と、5・6番線につながる線路と、7番線に進むことができました。左の写真は、5・6番線につながる線路の途中の入換信号機です。ここからは5・6番線に進むことができました。


5・6・7番線の吉塚方です。左が今回の切換後で、右が切換前です。右の写真の右上には入換信号機と誘導信号機があったが、今回切換で進路表示機が新型になり、誘導信号機が撤去されています。右の写真の中央上に見える東引上の入換信号機とその進路表示機は、今回の切換で撤去されました。


左は今回の切換後で、右は切換前です。どちらもひとつ上の右の写真の、右端にある入換信号機を撮影したものです。切換前は誘導信号機がありましたが、切換後はなくなっています。また、新しい進路表示機が準備されていたのもわかります。

入換で車両が走行する線路の変化
上が切換前で、下が切換後です。青と赤が入換で車両が走行する線路です。赤は切換前後で変化のあった線路です。


竹下方の入換信号機

2番線から小運転下に進出する時に通る線路に設置されていた入換信号機が、今回の切換で撤去されました。左が切換後の写真で、右は切換前の写真の拡大です。左の写真の左に写っている信号機は4番線のものです。


2・3番線の入換信号機です。左の写真は今回の切換後で、右は切換前です。写真右端の2番線の入換信号機は、今回の切換で新型に変更され、進路表示機がなくなりました。その左隣の3番線の入換信号機は、今回の切換で新設されました。こちらも新型です。2・3番線の出発信号機と入換信号機の間に写っているのは4番線の出発信号機と入換信号機です。こちらの入換信号機は2005年10月1日の切換以前から新型に交換されていました。


5・6番線の入換信号機です。左が今回の切換後で、右が切換前です。どちらも入換信号機は従来のタイプのままで、進路表示機だけが新型に交換されました。


7番線の入換信号機です。左が今回の切換後で、右が切換前です。今回の切換で進路表示機だけが新型になりました。


8・9番線の入換信号機です。左の写真は今回の切換後のもので、右は2005年12月4日のものです。今回の切換よりも前に、あらかじめ現在の位置に入換信号機が変更されていました。切換後の入換信号機は新型になり、進路表示機も新型になりました。


11番線の入換信号機です。左が今回の切換の後の写真で、右が切換前です。これは進路表示機の部分だけが新型になりました。

入換で車両が走行する線路の変化
上が切換前で、下が切換後です。青と赤が入換で車両が走行する線路です。赤は切換前後で変化のあった線路です。


ATSの切換

信号機の切換があったので、それに合わせてATSの地上子の切換もありました。第2場内信号機に絶対停止の地上子が新設され、第2場内信号機を過ぎたところに出発信号機に対する警報を出す地上子が設置されました。これらの通常のATSや分岐速度警戒地上子以外の速度照査のための地上子もありました。

入換の速度照査

西預2と西預1の線路左側に「入換 15km/h 以下」の表示があります。表示板が見にくいですが、右の写真をクリックすると別窓で拡大表示します。この2線の先にある西引上2が本線になったので、過走すると本線を支障するようになったから設置したと考えられます。2つの地上子の間を通過する時間をもとに速度を照査します。ATS-SKでは地上子の種類によって色が違い、通常の警報用の地上子は白、絶対停止用の地上子はオレンジで、速度照査の時に使う手前側の地上子は緑でしたが、この地上子はどちらも白です。同じように白の地上子が2つ並んだ速度照査用の地上子が博多駅周辺に複数あります。両方とも白にしたのは、従来のどのタイプとも違う地上子だからなのでしょう。おそらくこの地上子を15km/h以上で通過すると、即非常ブレーキがかかるようになっているのでしょう。


上り列車に対する速度照査

鹿児島上りから8R・9R・10・11番線に進入する列車に対する速度照査地上子が新設されました。振り子列車とそれ以外の列車で照査速度が違います。場所は第1閉塞信号機の少し手前から、第1場内信号機のかなり手前の位置までです。順に下の表のような照査速度です。

振り子それ以外
9485
7265
5045


第1閉塞信号機の手前に、速度照査用のATS地上子が設置されていました。速度照査をする進路は8R・7R9R・10・11番に進入するルートで、振り子列車は94km/h・他の列車は85km/hです。


上の写真の一つ先の速度照査地点です。照査速度は振り子が72km/hでそれ以外が65km/hです。


上の写真の一つ先の速度照査地点です。照査速度は振り子は50km/hでそれ以外が45km/hです。

振り子列車とそれ以外とで照査速度を変える方法はいくつかあります。地上側の照査速度を変えるのならば、どちらの車両なのかを区別できる必要があります。そのため車両側から地上側に情報を送る必要がありますが、これだと全く新しいシステムを設置する必要があり高くなります。多分この方法ではありません。また、振り子列車だけ車上側の設備を変更して、振り子用の絶対停止の周波数を新たに増やせば振り子列車だけ速い速度で照査することもできます。他には、振り子用の照査速度を超えると即非常ブレーキがかかり、振り子以外の照査速度と振り子の照査速度の間の場合は通常の警報を発するというやり方もあります。この場合は全く車両側の改造が必要なく、地上側も従来とほとんど変わらない設備で対応できるでしょう。後に述べた2つの内のどちらかの方法を採用しているのでしょう。どちらが正しいかは実際に振り子列車に乗ってみないとわからないのでなんともいえません。ATS-SKには車上のタイマーで2地上子間を通過する時間を計り、速度オーバーだと即非常ブレーキのかかる機能があるようで、その機能を使って振り子車両とそれ以外で車上のタイマーを変えているようです。ATS-SKの速度照査については鬼太郎さんの鉄道解析ごっこ(BGM注意)車内警報装置,ATS・ATCのATS−ST/−Sx:/SW/SS/SK/SF/Sn'に解説があります。

列車の前からの線路観察

博多→吉塚

のりばが変更されて8番線発となった上り快速から線路を撮影しました。線路の切換で走行ルートが変わったことと、遅れていたこともあって、下り列車を場外に待たせていました。


博多駅の8番線を発車。出発信号機の下の入換信号機が撤去された。





切換前は、このポイントを左に入っていたが、切換で使用停止となった。線路も一部撤去されている。


切換前は、左の線路の先が、奥の線路につながっていた。切換前は左の線路を通って上り線に入っていた。


奥のほうに811系が見える。右は拡大。


第1閉塞信号機確認位置を通過。


場外で下りの811系が機外停車している。


切換前は渡り線の手前に下り場内信号機が建っていた。


切換で使用開始となった「ハ」の字状の二組の片渡り。手前の片渡りの左側のポイントは片開分岐ではなく振分分岐で、振分角多き方の制限は95km/hです。クリックで別ウィンドウで拡大。


片渡りを渡ってやっと下り線から上り線に移った。右は第1閉塞信号機で、吉塚の場内信号確認位置。


第1場内信号機の手前で場外停車している下り列車。方渡りの分岐制限でゆっくり走行してきたため、かなり待たせていた。


吉塚の場内信号機。この信号機と同じ位置に下り第1閉塞信号機も建っている。右は拡大。左は上り線のもので、右は単線のもの。


第1閉塞信号機のかなり手前で機外停車している783系の下り列車。


吉塚駅に到着。

(箱崎→)吉塚→博多

吉塚駅3番線(下り主本線)に進入。


第2場内信号機に準備されていた進路予告器の使用が開始されている。


吉塚駅の3番線を発車。


3番線は単線にも進出できるようになり、左下に信号が一つ増えている。右の2番線(中線)も単線に進出できるようになり、進路表示機がつけられている。クリックすると別ウィンドウで拡大表示。


一番左の単線への片渡りが使用開始されている。クリックすると別ウィンドウで拡大表示。


第1閉塞信号機の中継信号機。この信号機の場所が第1閉塞信号機の確認位置です。


第1閉塞信号機。博多駅第1場内信号機の確認位置は、この信号機の少し先。上に写っている上りの信号機は吉塚の場内信号機。


下り線の第1場内信号機。単線の第1場内信号機確認位置はこの信号のと渡り線の間にある。


今回の切換工事で使用が開始された2組の方渡り。上り線の信号機は第1閉塞信号機。右は拡大。単線の信号はかなり先の方にある。また80km/hの徐行予告信号機も建っている。


一つ目の方渡りを通過。


単線の第1場内信号機。


右側は線路の撤去などがあった部分。右はその部分を拡大。左の写真をクリックで別ウィンドウで拡大表示。


80km/hの徐行信号機と、徐行解除信号機がある。左の写真をクリックで別ウィンドウで拡大表示。


右側の線路は使用停止となった本線。


右側の線路は線路も一部撤去されている。


8番線に到着。第2場内信号機は注意を現示している。

博多→竹下

博多駅8番線から発車。8・9番線の入換信号機が新型に変わって、進路表示機も多進路タイプに変わりました。


右の西預2と西預1に速度照査の地上子が設置されていて、「入換 15km/h 以下」の表示もあります。西引上2が本線になったので、過走すると本線を支障するようになったから設置したと考えられます。右の写真をクリックすると別窓で拡大。


右の885系が停止している場所が西引上2です。切換工事でこの線路が側線から本線に変わりました。


左から鹿児島本線下り 小運転線上り 西引上2です。


右の信号は小運転上りの第2場内信号機です。切換工事で減速を現示できるように変更されました。


鹿児島下りの第2閉塞信号機と、小運転上りの第1場内信号機。クリックすると別ウィンドウで拡大表示


第1閉塞信号機


右の写真は拡大。左の信号機は竹下の鹿児島本線下り第2場内信号機。右の信号機は小運転2番線の第1出発信号機。


上りの第2閉塞信号機です。今回新しい信号機に交換されました。


竹下の2番線に入っていきます。鹿児島下りからも、右側の着発収容線(3線)に進入できる。


第2場内信号機です。

竹下→博多

竹下駅3番線から発車。


鹿児島上り・下りと、着発収容線・出発収容線・小運転線を結ぶ渡りを通っていく。


渡り線を通り過ぎると左に小運転1・2・3番線が並びます。


右に第2閉塞信号機が立っている。これは今回の切換で新しいものに交換されました。


写真の左端の柱は、以前第2閉塞信号機が設置されていた。2005年10月1日の竹下駅と博多駅の切換と同時に今の場所に変更されたようです。


第1閉塞信号機の手前に、速度照査用のATS地上子が設置されていました。速度照査をする進路は8R・7R9R・10・11番に進入するルートで、振り子列車は94km/h・他の列車は85km/hです。


上の写真の一つ先の速度照査地点です。照査速度は振り子が72km/hでそれ以外が65km/hです。


上の写真の一つ先の速度照査地点です。照査速度は振り子は50km/hでそれ以外が45km/hです。


以前から設置されていた分岐器速度警戒ATSがあります。写真の左端の柱は、以前第1閉塞信号機が設置されていた。これも2005年10月1日の竹下駅と博多駅の切換の時に変更されたようです。


今回の切換で使用開始された第1場内信号機です。左から順に、1番線、2番線(上り主本線)、3〜7番線、8番線(上り通過線)、9〜10番線となっています。


左の写真をクリックすると、進路表示機の部分を別窓で表示します。2005年10月1日の博多駅の切換で使用され始めた4番線の速度照査です。振り子車両は83km/hで、それ以外は75km/hです。


今回の改正で使用され始めた分岐器です。ここから西引上2に入ることができるようになりました。8番線と9番線へは、従来のルートと以外にも西引上2を通って進入できるようになりました。従来のルートの番線を8L・9Lとして、新しいルートは8R・9Rとして区別しているようだ。


右の西引上2へ入る線路が使用開始となった。


今回の切換まで使われていた場内信号機です。





今回の切換で使用され始めた第2場内信号機が並んでいるのがわかります。





5番線に入っていきました。

工事見たまま

博多駅新幹線関連