鹿児島本線の改良工事
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2003/11/5 更新
    東郷駅上り場内信号機を赤間側に移設工事中のもよう。
      未使用の信号機が現在の場内信号よりホームに近い位置に立っており、 この改良工事で、前の列車が発車してから次の列車が到着するまでの最短時分が2分30秒から2分15秒に短縮されると予想される。
    赤間駅の博多側にポイントを挿入し、折返しが可能な配線に改良されるもよう。
      赤間駅の博多側に振分分岐と片開分岐が置いてあった。 これは組み立てたポイントを枕木方向にずらして既存の線路に設置する横取り法で設置されるもよう。 たぶん下の絵のようにそれぞれ「下り副本線」と「上り本線」に挿入されます。図の緑の部分は11月4日現在のポイントの位置。 赤は切替後(予想)の配線。青は切替後撤去される部分(予想)。 また茶色は現在使用されている下り副本線の出発信号の位置で、オレンジは現在未使用で、切替え後使用されるとおもわれる下り出発信号です。
    赤間−教育大前間上りの閉塞が見直されるもよう。間違った情報です。上に正しい情報あり。
      誤った情報です。指摘があり、再調査しました。
      赤間駅を出ると教育大前を過ぎたところまで信号がありません。 2003/11/4現在では教育大前の手前のカーブにさしかかるあたりに未使用の信号がありました。 赤間では普通と快速が緩急接続するので普通の時間短縮ができるようになるでしょう。
    鹿児島本線筑前新宮駅が2面4線化工事中
      筑前新宮駅は下り退避設備が今年の春の改正から使用されていますが、上り線も改良工事が続けられていました。 上り線は主本線が通過線で副本線にしかホームがありませんでした。 副本線到着だと出発信号が停止現示で場内信号が注意現示になり到着するのに時間がかか るうえ、発車するときもポイントの制限で所要時間が伸びま す。このため停車列車同士の運転間隔が伸びることになり、また所要時間も長くなります。 これを解消するためか、上り線も主本線に停車できる配線に改良が進んでいます。吉塚・箱崎・香椎の上りでも同様に運転間隔が短くできません。 吉塚については、高架工事で主本線にもホームができて鹿児島本線は中線のある2面3線になります。 高架化されたあとは、吉塚−箱崎間の閉塞見直しや、下りの振分け分岐撤去もあるので所要時間の向上が期待されます。

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