箱崎と吉塚の連続立体交差工事の線路切替えの写真 (クリックで写真拡大)

高架区間の始まるところで、以前の地上の線路につながっていた線路を、高架の線路につなぎかえる工事がおこなわれました。
これは、最終列車(ちょうど1時頃通過した貨物列車)が通過してから次の日の始発が運転されるまでの間におこなわれました。

最終列車が通る前に、レールを枕木に固定するボルトと金具が一つおきにはずされていました。
それから、レールとレールの繋ぎ目の留め具のネジも一部がはずされていました。
また、枕木の間の砂利もかき出されていました。

レールを枕木に留めるネジと金具が取り外されているのはこちらの写真のほうが見やすいです。

普段は砂利に埋まっている枕木ですが、砂利がかき出されて移動しやすいように準備されています。
12時になる少し前から現場にいましたが、すでに徐行していました。
昼前にここを列車に乗って通過したときは徐行信号機などはなく、まだ徐行していませんでした。

レールを切断しているところです。切断された左側のレールが撤去されます。
ショベルカーにワイヤーでつないで引っ張っていって撤去します。

撤去した枕木を運んでいるところです。PCコンクリートの枕木を四人がかりで運びます。
写真はうまく撮れていませんが、左右の二人の人が横向きに棒を肩にかけ、棒のに変な枕木をはさむ道具につけたロープをかけます。

まだ使われていないレールは枕木に固定されてはおらず、金具ではさんで、チェーンで巻き上げて持ち上げた上で移動させます。

ついさっきまで列車が走っていた線路を移動させます。棒をてこにして十数人で移動させます。
「よいさ」「よいさ」の掛け声で動かします。

架線の繋ぎ替えもします。

はしごは竹でできています。おそらく架線を傷つけないためなのでしょう。

これもレールの切断ですが、レール同士をつなぐためにきちんと位置を合わせて切断しています。

踏切内から工事現場を撮影しています。ちょうど奥の道路が福岡インターに向かう道路です。
撮影者の後方が高架のはじまる地点です。この場所より箱崎駅側の踏み切りはすべてなくなります。

切断されたレールの位置が合わされているところです。
右側の枕木にとまってないレールがまだ列車の走っていない高架側のレールです。
手前の作業服らしからぬズボンをはいた二人は撮影にきたテレビ局の人です。

レールから電線が伸びています。
左右のレールに弱い電圧がかけられています。
列車が存在すると車輪で左右のレールが短絡されて列車がいるということが検知されます。
踏切や信号もこれで動いています。

レールに電線が溶接されているところです。
レールの継ぎ目の電気抵抗を下げるために、絶縁継ぎ目以外の継ぎ目には、継ぎ目をまたぐ形で電線が二本溶接されています。

砂利を突き固めているところです。黄色い変わった形状の機械を砂利に差込んで突き固めます。
昔はつるはしでやっていました。

線路を跨ぐ道路上から工事現場を撮影しました。
左奥が高架のはじまる場所です。

架線の下で棒を支えている人がいますが、この棒が架線の高さの基準になっているようです。

踏切の配電盤です。奥の赤く光っているのは踏切の上りの矢印です。
踏切に付いているどちら向きの列車が来るかを示す矢印です。
レールがつながり配線がレールに溶接されたりした後、テストのために踏切が鳴ったり、踏切の非常ボタンを押したときに点滅する特殊信号発光機が動作したりしました。
特殊信号発光機は、線路の横に立っている棒状のもので、黄色い棒の上に透明のLEDが縦長に並んで取り付けられています。LEDの上と下の部分は赤く塗られています。

レールを走るトラックです。この工事では2台が使われました。
このトラックのゴムタイヤは前後とも浮いています。
後輪で、後輪に押さえつけられているローラーを回して後ろの車輪を回す仕組みのようです。

どちらのトラックも荷台を横に傾けて砂利を落としていました。
こちらのトラックは前輪だけが浮いていて、後輪で走ります。
線路に入るときは踏切で位置あわせをして車輪を出します。
砂利を突き固めて枕木の間や下に詰め込んでいきます。
さっきの機械で突き固めた後は、舗装用の振動する機械で砂利を固めていきました。

メジャーで隣の線路との間隔を測って数箇所で、海側に何ミリ、などといってなおしていきます。
「海側」の反対は「山側」です。間違いを防ぐために自然に現場で使われるようになったそうです。

走る梯子(人が引っ張る人力)で架線を点検していきます。

これも「よいさ」「よいさ」の掛け声で線路の位置を調整しているところです。
最後にレールを目で見てゆがんでいるところをなおします。
レールの上にしゃがんで低い位置からレールを見ると、どこがゆがんでいるかよくわかるのだそうです。
この後、始発列車に乗りに自転車で博多駅に向かったのでこの後のことはわかりません。試運転はなかったようです。
始発で千早についた後、歩いて帰って来たときには道具の片付けは終わって何もありませんでした。
始発列車は、砂利を敷いた区間では35km/hの徐行でした。昨日(3/17)見たときもまだ35km/hの徐行でした。
コンクリートの路盤の上に衝撃吸収剤を敷いて、その上にコンクリートの板を敷き、そのコンクリートの板にレールをとめる。
というレールの固定方法もあります。このような区間は特に徐行はありませんでしたが、始発列車はゆっくり走りました。

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