香椎副都心区画整理事業地 (2004/08/02)
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2004/08/06 更新 08/02 に目撃した事項です
    名島付近の工事

    上工事前

    下工事後

    上の図の、青線は使用さされていた線路で、 緑線は未使用の線路。 右の茶色線は、JR貨物の臨港線(鹿児島本線)の下を通る場所。

    下の図の、青線水色線緑線黄緑線は切換前の線路の位置で、 水色破線部分は切換の時に移動・撤去された部分。 赤線黄緑線部分を、 桃色線水色破線部分 を移動させた部分。


    名島駅を発車して貝塚に向かう最終列車です。


    最終列車通過後、作業が開始されました。左の赤く光っているのが移転後の名島の場内信号で、 そのすぐ下の光っている部分が駅ホームです。右の四つライトが点灯しているのはJRの千早操車場です。 写真の真ん中あたりの白いヘルメットをかぶった人は、大きなくぎ抜きのような物でレールをとめる犬釘を抜いています。 旧線が撤去される部分はあらかじめ軽い木製枕木に変更されており、タイプレートを使わず直接犬釘を打ってありました。


    左下は、レールをバーナーで切っているところです。必要な部分を長めに残してだいたいの位置で切っているようです。 真ん中は、コンクリート枕木にレールをとめるナットをはずしているところです。

    この写真を撮ったあと、名香野・宮前を見に行き、また名島に戻ってきてから続きを撮影しました。
    この間に、線路を一部撤去して、新しい線路を既存の線路を繋ぐために枕木方向に移動させたようです。


    新しいレールに既存のレールを繋ぐためにレールを切断しています。 これは現物あわせで位置を合わせて切断しているようです。


    枕木方向にレールを移動させた部分に砂利をかけてます。 枕木が砂利に埋まっているので、 枕木方向に線路を移動させる場合は砂利をのけて置いてから移動させるようです。 そして移動後に砂利を上からかけています。


    ジャッキでレールを持ち上げています。


    レールを繋げるため、レールに対して横方向に穴を開けています。ちょうど3つ前の写真の切断部分です。


    レール同士を繋いでます。レールの両横に金属の板をあて、ボルトとナットで締めます。 手前側は繋ぎ終わった部分で、奥はボルトとナットで締めているところです。


    ジャッキで高さを調整した線路の下に、砂利を押し込んで突き固めていきます。


    レールの継ぎ目の部分にレールボンドをつけています。


    右側は、継ぎ目のレールボンド取り付けがおわってます。


    人力で砂利を移動させています。シャベルの先はギザギザで、砂利に引っかかりやすくなっています。 ロープを引っ張り、二人で砂利を移動させます。


    線路を走るトラックでバラストを運び、線路の両側に落としています。 このトラックは車輪がついていて、前輪が浮いていて、後輪の内側の黄緑色のタイヤがレールに接触しています。 この後輪で動力を伝えているようです。


    架線の位置を調整しているようです。


    棒をてこにして、「よいさ」「よいさ」の掛け声でレールの位置の微調整をしています。


    車輪のついた作業台で、架線のチェックをしているようです。

    作業が終わり、片付けが始まりましたが、前日運休した下り最終列車の車両が試運転として貝塚まで走るのだと信じて試運転列車を待ちました。


    新しい名島駅に停車している試運転列車(3両編成)です。


    あれっ?いつもより速いなぁ。(ピンボケ)


    あわわわわ。こんなに速かったっけ?(ピンボケ)
    実は、次の日にわかることですが、発条転轍機から電動に変わって背向け(反対)からの進入に制限がなくなったようです。 以前は25km/hの制限があり、かなりゆっくりと駅を出ていました。(新線以外の中間駅は今でもゆっくりです。)




    名香野付近の工事


    JRの鹿児島本線が新線(高架)に切り替わったあとにできた踏切が、撤去されています。 警報機も×印も交通標識の踏切のマークも撤去されていました。このあとトラックに積んでいました。


    これはバーナーであぶって停止線をはがしているところです。


    上の踏切から名香野駅を撮影しました。ちょうど撮影直前までバーナーでレールを切断していました。


    名香野駅の本屋(駅舎)です。西鉄千早駅までの通路を作るため、改札などがバーナーで焼ききられていました。


    上の部分を拡大。


    構内踏切の渡り板部分のレールを撤去するようです。



    香椎宮前駅付近の工事

    上工事前

    下工事後

    上の図の、青線は使用さされていた線路で、 緑線は未使用の線路。 右のエメラルド色部分は道路(踏切)で、 黄色部分はホーム(上が仮設ホーム)。 また、左側の赤線2本は置いてあったレールの位置。

    下の図の、青線水色線緑線は切換前の線路の位置で、 水色破線部分は切換の時に移動・撤去された部分。 赤線黄緑線部分を、 桃色線水色破線部分 を移動させた部分。




    駅前の踏切から、香椎側の切り換え部分を撮影。遠くてよく見えませんでした。


    ホームの柵越しに撮影。踏切が上の写真を撮影した場所です。その奥が上の写真の切り替え現場です。


    千早側の切り換え部分です。軌きょう(枕木にレールをとめたもの)は使用されませんでした。 見に来た時までに、切り換え部分のレールとバラストが撤去され、枕木が並び替えられているようでした。 仮の盛土区間に置いてあった2本のレールを、吊り上げた状態で、ゆっくりレール方向に移動させていました。


    真ん中あたりの黄色いこんな(┌┐)形の物の下でレールが吊下られています。



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